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記憶は自然に忘れていくこともあればふと思い出すこともある。たとえば私にとって今日のように、立ち止まって振り返る日もある。今日8月23日はリヴァーフェニックスの41回目の誕生日である。生きていれば41歳。だけど、彼は永遠に23歳のまま。18年前に彼は23歳の若さでこの世を去ったから。私が洋画や洋楽に興味を持つきっかけになったのは12歳の時にテレビで観た「スタンドバイミー」である。一瞬で彼の虜になった。周りがキャーキャー言ってたジャニーズにも興味がなかった私がはじめて片っ端から情報を集めて知ろうとしたのが彼である。当時はインターネットもなく、情報といえば雑誌がメインだったので映画雑誌でとにかく彼の存在を探した。彼の好きな音楽を聴いたり影響を受けた映画を観たりした。少しでも彼の興味や価値観を共有したかったから。ニュースで悲報を知った私は18年の時を経ても今なお彼の出演作品を涙なくして観ることはできない。哀しくもあり悔しさもあり腹立たしくもある。彼の魅力と才能を創り出したであろう複雑な生い立ちが結局は彼を陥れたのかもしれない。リヴァーが彼自身を救える位に成熟するまでどうして時間は待ってくれなかったんだろうかと思わずにはいられない。
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